青森県で人気の移動支援ロボット3選
2024年10月24日
青森県では、県内の介護サービス事業者に向けて、介護ロボットの無料レンタル事業を行っています。今回は、「青森県で人気の移動支援ロボット3選」と題して、どんな介護ロボットがよくレンタルされているのか、人気の商品をご紹介していきたいと思います。
◆歩行トレーニングロボット「Walk training robo(ウォーク・トレーニング・ロボ)」
軽くブレーキをかけたような運動負荷がかかることで、無理なく歩行に有用な筋肉を効率的に鍛えることができるトレーニングロボットです。
一台で200名までユーザー登録をすることが可能。利用者を選ぶだけで目標やハンドルの高さなどが自動設定されるため、個人の体調や環境の変化に合わせた運動負荷を設定することができます。手間のかからない自動記録で、PCによるデータ管理やダウンロードをすることも可能です。
幅63cm×縦60cmとコンパクトなサイズなので、施設内のちょっとしたスペースを使って利用することができます。すっきりと洗練されたデザインも特徴のひとつです。貸出期間は2週間。現地やオンラインを活用した説明を受けることも可能です。
◆体感型歩行自立支援システム「Arbre(アルブル)」
利用者の歩行時のつまずきを防止するとともに、正しい歩行を促すことができる歩行サポートシステム。インソールに内蔵された圧力センサが「歩き方」を感知し、その情報を振動ベルトに伝えることで、歩き方を「体感」できる仕組みです。
また、介護者などが振動ベルトを同時装着することにより、利用者の歩行動態をリアルタイムに共有することができます。さらには、ベルトから振動刺激を送ってリズムを提示することで(キューイング機能)、利用者がリズムに合わせた歩行トレーニングをすることが可能。
センサから入力された足底圧や歩行動画をタブレットなどに保存することもできるため、過去のデータとの比較や、レポートの出力が可能です。販売価格は、基本セット(圧力センサ内蔵シューズ×1、振動ベルト×1)で275,000 円より。貸出可能台数は3台までで、貸出期間は2週間となっています。
◆ロボットアシストウォーカー「RT.3」
自動の電動アシスト機能によって路面状況や速度超過などを検知し、安心で 快適な歩行を実現してくれる歩行サポートロボット。上り坂ではパワーアシストで楽に上れ、下り坂では適度に減速。傾いた道もハンドルを取られることなく進み、速度超過の際には自動減速して転倒を防いでくれます。
歩行レベルや使用環境に合わせて、速度やブレーキなどを4段階に調整することが可能。音声によってその時点での歩行距離や累計歩行距離なども教えてくれるおしゃべり機能付き。
屋内、屋外ともに使用可能なのも大きな強み。販売価格は、16万3,900円(税込)。貸出可能台数は1台までで、貸出期間は2週間。サポートセンターが電話やメールで使用方法などサポートしてくれます。
いかがでしたでしょうか。介護予防の重要性が叫ばれるようになって久しいですが、その第一歩と言われるのが「歩行」。今回は、さまざまな手法でその歩行をサポートしてくれるロボット3選をご紹介してみました。
青森県では、見守り・コミュニケーションロボットに限らず、介護サービス事業者のニーズに合わせた様々なロボットを用意しています。どんな介護ロボットがレンタルできるのか、まずはホームページから検索してみてください。
レンタルしたい介護ロボットは、HPから簡単に申し込みができます。利用方法や条件に合わせて、必要なロボットを選び、手続きを行うことが可能です。
レンタル期間は最大2週間で、令和7年3月10日まで無料レンタルを行っています。利用を希望する事業者の方は、ぜひこの機会にご利用ください。