青森県の介護事業者に人気の移乗支援ロボット3選

2024年10月14日

青森県では、県内の介護サービス事業者に向けて、介護ロボットの無料レンタル事業を行っています。
今回は、「青森県で人気の移乗支援ロボット3選」と題して、どんな移乗支援ロボットがよく閲覧・レンタルされているのか、商品を3つご紹介していきたいと思います。

介護作業専用アシストスーツ
「J-PAS fleairy (ジェイパス フレアリー)」

人の動きを検知して、モーターによってアシスト力を調整してくれる優れもの。介護での移乗支援はどうしても複合的かつ連続する作業になりますが、そうした動作にも的確に対応し、しっかりとアシストしてくれます。

さらに介護の大敵とも言える腰痛対策にも効果があることで介護事業者から人気です。トイレ空間など立位保持の介助では59%、オムツ交換など中腰姿勢保持の介助では、じつに94%近い負担を低減してくれます。また、防水規格IP55を取得したことで、浴室での使用も可能となっています。

フレーム構造を持たない「ベルト巻き上げ式」を採用したことで、スーツ自体は大幅な軽量化が実現されています。また、本体に付属する装具は洗濯可。体格に合わせて3サイズ用意されているのも魅力のひとつです。

販売価格は38万2,800円(税込)となりますが、購入前に1 週間のレンタルが可能。使用期間中には、より有効に活用できるよう、使用のコツなどをアドバイスしてもらうことができます。

労働軽減アシストスーツ
「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」

この介護ロボットは、空気圧式の人工筋肉を用いることで持ち上げ作業をアシストしてくれます。空気を送り込むことで人の筋肉と同じように収縮し、パワーを発揮してくれる人工筋肉は、ダイヤ工業独自のシステムです。

肩から腰、脇から腰にかけて、特殊高反発ゴムを使用。腰を落として屈む際に、ゴムの収縮力が発生し、自然と上半身を起こしてくれます。これにより、介助の際にかかる腰への負担が大幅に軽減されます。また、メッシュ生地を採用することで、熱がこもることを防止。2024年2月のリニューアルでは、大腿部の装着をより簡素にしたことで装着の手間を省くことにも成功しました。サイズは、MとLの2種類。

販売価格は9万9,000円(税込)となりますが、購入前に2週間のレンタルが可能。実際に製品紹介や装着レクチャーなどのWEB商談も可能です。

排泄サポートリフト「onbu(おんぶ)」

従来のように利用者を立たせたり、吊り下げたりするのではなく、脇、胸、膝裏の3 点でおんぶのように支える、吊り具不要の新発想リフト。そのため、車椅子やベッドなどから座位姿勢のまま移乗することができます。また、臀部を支える吊り具がないため、下衣の脱ぎ着が手早く簡単に行えるのも大きな特徴です。

トイレや車椅子の高さなど3ヶ所までリフトに記憶させることができます。記憶させた高さまでマストが昇降すると、自動でアームが下りてきて利用者を着座させることができます。

販売価格は78万円(非課税)。購入前には2週間のレンタルが可能です。レンタル時には、対面にて取り扱い説明をしてくれる手厚いサポート。レンタル後も、オンラインや電話でのサポートが可能です。

介護が必要な方の移乗はかなりのパワーが必要となる上、介助者が腰を痛めやすいという課題もあります。こちらで紹介した商品をはじめとする移乗支援ロボットは、介護に従事する方々をアシストしてくれる心強い存在となってくれるはずです。

青森県では、移乗支援ロボットに限らず、介護事業者のニーズに合わせた様々なロボットを用意しています。どんな介護ロボットがレンタルできるのか、まずはホームページから検索してみてください。

レンタルしたい介護ロボットは、HPから簡単に申し込みができます。利用方法や条件に合わせて、必要なロボットを選び、手続きを行うことが可能です。

レンタル期間は最大2週間で、令和7年3月10日までレンタルを行っています。利用を希望する事業者の方は、ぜひこの機会にご利用ください。

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